美術の学び舎に思う・・・

制作を学ぶ現場に行くと「個性」や「感性」というワードをよく耳にする。
生徒さんだけではなく、先生からも。

「コレが成功するカギ!」だと錯覚するくらい。

が、その素晴らしい「感性」も、ぶっとんだ「個性」も何もかも
人に伝わり初めて意味をなす素晴らしいモノ。

作る時間より、伝える方法を考える時間をもたせる方が
プロとして将来生きていくのならば絶対的。

作品に”評価”や”価値”を与えるのは他人。

共有・共感を得られない限り”それら”はもらえない。
卒業し次に待つ世界は社会。

社会で生き抜く為の重要な準備期間でもある最後の学校環境で
「生きるために作る!」という意識を持たせてあげるのは大切では?

「馬鹿」か「天才」かの紙一重を狙っていて良いはずない。
己の可能性、ビジネスの在り方は知っておくべきだと思う。

例えば”お絵描き”なら好き勝手に描くべきであるとしても
職業”絵描き”となれば次元の違う話になる。

芸術・美術は自由だ!と謳っている場面を目にも耳にもする。
自由かもしれない、が”自由”と”好き勝手”は全く違うこと。

「自由」こそ難しく、孤独なもの。

「技術」も「知識」も学べる環境を望んでいる子は多いと感じている。
両方をそれぞれなりに得て初めて社会で勝負が出来るようになる。

何人の人が美術の学び舎を出て明確な「目的」を持ち旅立っているのか?

KUMAに何が出来るか・・・まだ少し不透明でありもどかしいが
本気の人と共に前進したいと本気で強く思っている。

どんな業種であれ、社会で生きていくことは本当に大変。

新学期が始まって・・・

まだまだ心身ともに休まる日はないながらも
各地で新学期は始まり、子供達だって頑張っている。

そんな息子も4月より保育園児になり、送り迎えでは
まだ泣いてしまうが、新たな環境で日々頑張っている。

しかし、頑張りすぎて熱を出してしまいました。。。

頑張ったら休んで、休んだらまた頑張って・・・
このバランスが崩れれば誰もが壊れる。

「ほどほどに」

すっごい難しいことだと思いますが
すっごい大切なことだと思います。

何事もほどほどに・・・。

自粛自粛自粛・・・

経験したことない今のこの日本の雰囲気・・・。
錯乱する情報に惑わされ、物事悪循環なのはどうなのか。

日々流れるCM、映像等々はマインドコントロールされかねない頻度。
見えない放射能と同じく、真っ白い子供達には何かしら影響がアリ。

意味分からずして使っていたと思われるが「想定外」と口にしていた
小さな子供がいた・・・本気で笑えない現実。

今日で発生から一カ月。

誰もが突き詰めれば欲しいモノは”安心”だと考える。
その”カタチ”は人それぞれではありながらも。

自粛・・・その”自粛”で人は笑顔になるのか疑問。

時に誤解を招いたとしても、無難の自粛よりも
”ながらの行動”だと強く思う。

やるべきことをやる。