2010年・・・
新たなスタッフが加わり始まった2010年。
昨年は事務所移転で後半はバタバタとしていたので
今年は”新たなスタート”という気持ちが例年より強い。
突然だが、昨年自分の役割を見失いかけた時に頂いた言葉がある・・・
「お湯を沸かしてお茶を入れるのがお前の役目。薬缶使ってお湯を沸かして
お客様に美味しいお茶をお出しするんだよ」
最初は「ん?初心にかえれ!という意味?」かと思えたお言葉だった・・・
もちろんそういう意味もあるのだがもう少し深い説明を頂き楽になった。
「”薬缶は会社”で”美味しい水はスタッフ”。どちらも美味しいお茶を
お出しするには必要。ある立場になると温めたお湯を冷ましたくないと
ポットを使おうとしてしまうが一定期間温度を保ててもポットも時間が
たてばぬるま湯になっちまうもんなんだよ。中のお湯もそのままだと
冷めて腐ってしまうしポットもいずれダメになる」
「毎回毎回、その都度その都度お客様に薬缶使って良い水でお茶を
お出しするのが一番いい。時には熱すぎたりぬるかったりということも
仕方のないこと、組織は保温出来ないものなんだ。
だからお前が火をつけお湯を沸かすんだ。ぬるいお湯でお茶を入れても
良いお茶は作れない」
時には水を足して、時には水を入れ替え、薬缶に入った水に火をかけ沸かす。
お茶は作品・・・”薬缶”があって”良いお水”があるから火をかけることができる。
しかしながら火加減もほどほどに大切なスタッフが蒸発しないようにも(笑)
まずは日々スタッフに感謝し、いつでも適温な”作品”をご提供できるよう心がけたい。
本年度もよろしくお願いいたします!!