501本の花が咲いた、20周年の共創アート。

おゆみ野南幼稚園様の20周年記念事業として、園のピロティ空間にある約6mの壁面に、共創アートを制作しました。

KUMA’S FACTORYが企画・アートプラン・デザイン・制作を担当し、アーティスト星野はるかを中心に、園児の皆さま、先生方、卒園児、保護者の皆さまと共に壁画を制作。

完成した壁画には、参加者の手によって合計501本の花が咲き、園の20周年を祝うとともに、子どもたちの成長や園への愛着が形として残るアート空間となりました。

▲全長6メートルのウォールアート

園の日常に残る、記憶の景色。

今回の壁画は、園生活を象徴する太陽、丘、園バス、虹、動物たちをモチーフに構成しました。

そこに、子どもたちや先生方、卒園児、保護者の皆さまが一人ひとり花を描き加えることで、園全体で育てたような景色が完成しました。

▲園らしさを大切に、記憶と愛着が残る景色が完成しました。

完成した壁画は、単なる装飾ではありません。

20周年という大切な節目に関わった皆さまの記憶が、日常の空間に残るアートです。

登園・降園のたびに、自分の描いた花を見つけたり、親子で思い出を話したりできる。

そんな、園の毎日に寄り添う共創アートとなりました。

制作について

1日目は、KUMA’S FACTORYが壁面全体のベース制作を行い、太陽や丘、動物、園バス、虹など、壁画の世界観をつくりました。

▲デザイン設計に基づき描く
▲レクチャー風景
▲自由に見学会も開催

2日目は、園児の皆さまを中心に、先生方、卒園児、保護者の皆さまにもご参加いただき、壁面に花を描き加える共創制作を実施。

参加者それぞれの表現が重なり、壁面全体に501本の花が咲きました。

▲こどもたちの参加の様子
▲KUMA’S星野はるかを中心に仕上げ

実施概要

実施場所:おゆみ野南幼稚園様 ピロティ壁面
実施内容:20周年記念 共創アート制作
対象壁面:約6m
制作期間:2日間
参加者:全園児、先生、卒園児、保護者
完成内容:501本の花が咲く壁画
企画・アートプラン・デザイン・制作:KUMA’S FACTORY / 星野はるか
プロデュース:ジャクエツ

▲思いをひとつに無事にプロジェクトコンプリート

学びと遊びが交差する、森のような園舎へ。

プロジェクト概要

・クライアント:品川翔英幼稚園(東京都品川区)

・総括:株式会社ジャクエツ

・プロジェクト種別:大規模リノベーション

・担当領域:空間デザイン監修|アートディレクション|壁画|家具デザイン

・設計施行:株式会社エー・ディーアンドシー

Before

グレー基調の空間をワクワクが溢れる園舎にしたい。
こどもの視点や発達を活かした空間づくりを目指しました。

After

森のような色彩とアートで、園全体が「物語の舞台」へと変貌。
こどもたちが自ら遊び、学び、想像を広げられる場所になりました。

デザインのポイント|学びと遊びの森をつくる仕掛け

  • 壁面アート:ストーリー性のある手描き壁画を園内各所に配置

  • リーディングヌック:動物モチーフの家型本棚で、読書に没頭できる“こもり空間”

  • 森の床:緑を基調にしたカーペットで、安心感と遊び心を演出

  • トイレ空間も演出:動物看板や植物アートで、移動も楽しく

  • 階段の学び化:段数と英語+アイコンのステッカーで、遊びながら学べる仕掛けに

手描きで仕上げた、世界にひとつの壁画

KUMA’S FACTORYのアーティストが園内でペイントを実施。
キリンやパンダなどの動物たちを、一筆ずつ丁寧に描きました。
既製品では生まれない“あたたかみ”と“遊び心”が、空間全体に息づいています。

空間が変わると、こどもが動き出す。

かつて機能してなかった絵本室も、子どもたちが小さな家の中に入って読書を楽しみ、廊下やトイレまでもが遊びと発見の場になりました。

KUMA’S FACTORYからのメッセージ

空間は、子どもたちの育ちを支える大切な環境のひとつです。KUMA’S FACTORYでは、アートやデザインを通して、子どもの感性や動きを引き出す空間づくりを大切にしています。本プロジェクトでも、園全体が物語を感じられる場となり、子どもたちが自ら遊び、学び、想像を広げられる環境を目指しました。ご一緒した皆さまとともに、このような空間づくりに関われたことを嬉しく思います。

こどもたちと育てる、思い出の空間づくり

「空間を、こどもたちと一緒に、思い出で満たす。」

一般的なリノベーションが「きれいに整える」ことを目的とするのに対し、
KUMA’S FACTORYは、“こどもたちの体験そのもの”を空間に刻むアートリノベーションを提案します。

Before|活かしきれていなかった空間

▲「かつては収納スペース。子どもが過ごすには不向きでした」

本来は収納として使われていた一室。
子どもたちが主体的に過ごすには、魅力に欠ける状態でした。

Process|こどもたちと一緒に、空間を“描く”

▲「描く・塗る・体験する——それ自体が園での思い出に」

 

リノベーションは、こどもたちが壁に絵を描くところから始まります。
ただ見るだけの空間ではなく「自分がつくった!」という実感が、誇りと愛着を育てます。

After|思い出に包まれた空間へ

▲KUMA’Sのアーティストとこどもたちの共創で仕上げる

 

▲表情があるひまわり。表情はないひまわりもある。

 

 

▲「世界に一つだけの空間——ここにあるのは、こどもたちの物語」

 

太陽、ひまわり、虹、森……。

こどもたちが描いたモチーフが、明るく温かみある空間を生み出しました。
日々の園生活のなかで、誇りを持って過ごせる場所へと生まれ変わりました。

このリノベーションが生み出す3つの価値

  • 機能向上:整理された空間で、遊び・学び・くつろぎを支える

  • 体験価値:こどもたちの参加が、かけがえのない記憶に

  • ブランディング:保育理念を可視化し、園の個性を強化