徳島県私立幼稚園・こども園協会記念式典講義を行いました。

徳島県私立幼稚園・認定こども園PTA連合会設立50周年記念、徳島県私立幼稚園・認定こども園協会設立60周年記念式典記念講義講師 として弊社作家小野孝一・星野はるかがご依頼を受け「子育てフォーラム・イン・とくしま35」〜こどもがまんなかプロジェクト〜にて「豊かな視点と想像を育むこどもとアートの関わり」について、講義を行わせていただきました。

徳島県知事 飯泉嘉門先生、全日私幼連四国地区私立幼稚園競技会会長 二宮一郎先生、徳島県私立幼稚園・認定こども園協会会長 木内先生、徳島県私立幼稚園・認定こども園PTA会長連合会会長 三井佑子さまをはじめとする皆々様の徳島のこどもたち、そして日本のこどもたちの明るい未来に向けて一致団結してのご姿勢や、お考えには本当に頭の下がる思いで私たちもお話を聞かせていただきました。

講義につきましては、二部構成で行わせていただきました。

前半は小野孝一が45年の童画制作の経験と20年の講師経験、そして、毎年10,000点の児童絵画作品の審査を通じて感じる”環境がこどもたちに与える影響”についてなどをお話しさせていただきました。

後半は、お絵描きあそびの実演を交えながら、保育や育児において実践的に使えるテクニックなどを、星野はるかが務めさせていただきました。

STAMからSTEAMへと教育改革も進む中、豊かな視点や想像力はアートの世界だけではなくこれからの社会で生きていく中では重要な力のひとつとされています。人間形成の土台づくりともなる大切な幼児期に表現することや、想像することを楽しいと思える環境づくりがこどもたちにはとても重要だと私たちは考えています。

こどもとのアートの時間はこどもたちの”やってみよう!”そんな気持ちをつくる時間

ここでいう環境とは設備面だけの充実だけではなく、こどもたちと関わる私たち大人も需要な環境のピースだからこそ、描くことや創ることを先ずは私たち大人も一緒に楽しんで取り組めるようになることが大切なのではないでしょうか。重要なのは「”上手くよりも楽しく”のスタンスいること!」そうすることで、上手く作ることや綺麗に飾ることに必要以上にとらわれず、関わり合うことが出来るかと思います。つまりは一緒にあそぶ心持ちでリラックスすること。そんな姿がこどもたちを安心させ、こども自らも進んで描いたり、作ったり、想像したりすることを楽しめる環境整備にも繋がり、こどもたちの視点や想像が豊かに育つ環境づくりの最大のポイントになるのではないでしょうか。