共につくり、共に育てる。ソレイユの丘で咲いた1,300人の想い — ソレイユの丘20周年記念 Grow Art Works —

神奈川県横須賀市「長井海の手公園 ソレイユの丘」で、開園20周年を記念した共創アートプロジェクトを開催しました。

この2日間で延べ1,300人が参加し、指スタンプで花を描き、約25メートルの壁に“想いの花”を咲かせました。

この取り組みは、KUMA’S FACTORYが展開する共創アート=Grow Art Works(グローアートワークス)の一環として実施され、「共につくり、共に育てる。」をコンセプトに、こどもから大人まで、誰もが参加できるアート体験として行われました。

コンセプト『共につくり、共に育てる』

KUMA’S FACTORYのGrow Art Worksは、アートを通して“人と地域をつなぐ”ことを目的としたプロジェクトです。

アートという行為を「上手・下手」や「特別な人の表現」として捉えるのではなく、誰もが参加し、誰かと関わるきっかけや手段と考えてます。

指先で花を咲かせるというシンプルな行為の中に、人の想いや関係が芽吹き、参加者同士が互いに笑顔で関われる時間が生まれました。

当日の様子

親子連れやカップル、ご年配の方々など、幅広い世代の方々が集まりました。

子どもたちは真剣な表情で花を描き、お父さんお母さんと一緒に「どんな色にしよう?」と話しながら、
それぞれの花を咲かせていきました。

また、車椅子の方がスタッフと一緒に描いたり、外国の方が「Beautiful!」と声を上げながら参加されたりと、
誰もが自然に交わり、笑顔が生まれる光景が広がりました。

さらに、偶然ウエディングフォト撮影で訪れていたご夫婦が「記念に花を添えたい」と参加され、“人生の記念日”にアートが彩りを添える瞬間もありました。

成果と反響

・延べ1,300名が参加し、当初の目標を大きく上回る成果に。

・小さな子どもから高齢者、障がいのある方まで、多様な人々が参加。

・ソレイユの丘運営より、「この壁画は残したい」と高い評価をいただきました。

この取り組みは、アートが持つ「社会をつなぐ力」を実感できる時間であり、“誰もが参加できるアート”の新しいかたちを示すものとなりました。

完成した壁画は今後も園内に残され、訪れる人々の“想いの花”として、ソレイユの丘に咲き続けます!

Grow Art Works ー アートで人と地域をつなぐ

Grow Art Worksは、教育・福祉・行政・企業など、さまざまな場で「人と人が関わるきっかけ」を生み出す共創アートプロジェクトです。

アートは“飾るもの”ではなく、“体験するもの”であり、描くこと、触れること、誰かと笑い合うこと。その一つひとつが、人の心や関係を育てていく。私たちはそんなように考えてます。

KUMA’S FACTORYは、今後もこの活動を全国各地に広げ、地域に根づくアートのかたちを提案していきます。

最後に

このプロジェクトをともに実現してくださったソレイユの丘の皆様、そしてご参加いただいたすべての皆様に心より感謝いたします!

KUMA’S FACTORYはこれからも『こどもはアートでよく育つ。』の理念のもと、こどもから大人まで、誰もが関われるアートを通じて“共につくり、共に育てる”時間を広げてまいります。

代表・小野祐真note記事も是非併せてご覧ください。

「ソレイユの丘で“共創アート”を開催します」

神奈川県横須賀市の「長井海の手公園 ソレイユの丘」で、20周年を記念した共創アートイベントを開催します。

タイトルは
『みんなの想いが花ひらく共創アート』

こどもも大人も、指先で小さな花を描き、たくさんの想いが集まって大きな壁画をつくる、“みんなで育てるアート”です。

↑完成予想図↑

アートで「つながり」を描く

KUMA’S FACTORYが大切にしているのは、アートを「表現」ではなく「関係をつくる手段」として捉えること。

色が重なり合うように、人が出会い、想いが交わり、その中に“育ち”が生まれる——それが、私たちの考える“共創アート”のあり方です。

今回のソレイユの丘での取り組みも、アートを通じて人と人、地域と想いが交わる時間を一緒に生み出していくプロジェクトです。

ソレイユの丘という「出会いの場」

ソレイユの丘は、海と丘の自然が広がる美しい場所。週末には多くの家族や地域の方々が訪れ、こどもたちがのびのびと過ごす憩いの場でもあります。

そんな場所で、誰もが気軽に参加できるアート体験を通して、人の想いが色となり、風景となり、「記憶に残る時間」を共有できたらと思っています。

KUMA’Sが目指すこれから

私たちは、アートを通して人と人をつなぐハブとなり、豊かでやさしい地域社会を育む“きっかけ”をこれからも届けていきたいと考えています。

アートには、人を笑顔にし、心を動かす力があります。それを、こどもたちや地域の中にそっと根づかせていけるような活動を、これからも続けていきます。

開催概要

みんなの想いが花ひらく共創アート
ソレイユの丘 20周年記念プロジェクト

🗓 開催日:2025年11月1日(土)・2日(日)
※雨天時は11月3日(月・祝)に延期
📍会場:長井海の手公園 ソレイユの丘
🎨 参加無料・予約不要・手ぶらでOK!

小さなお子さまも大人も、どなたでもご参加いただけます。
ぜひ、ソレイユの丘で一緒に“花を咲かせる時間”を過ごしましょう!

【お知らせ】「第2629回東京都宝くじ」の図柄に、KUMA’S FACTORY 星野はるかの作品が採用されました。

このたび発売された「第2629回東京都宝くじ(こどもスマイルムーブメント)」の図柄として、株式会社KUMA’S FACTORY 星野はるかのイラストが採用されました。
子どもたちの笑顔や未来をテーマとした本シリーズに、KUMA’Sらしい温かみと希望のある世界観が加わりました!

KUMA’S FACTORYでは、これまでにも地方自治宝くじやジャンボ宝くじなど、公共性の高いイラストレーションに多数携わってまいりました。
中でも宝くじの図柄は、全国発売のジャンボ系シリーズを含めてこれまでに通算50回以上採用されており、多くの方の目に触れる機会をいただいています。

今回の「第2629回東京都宝くじ(こどもスマイルムーブメント)」では、子どもたちの笑顔と成長を願う企画にふさわしく、星野はるかが描き下ろしたあたたかみのあるイラストが採用されています。

星野はるかより

「多くの方の夢や希望と出会う宝くじに、子どもたちの笑顔や未来を想像しながら作品を届けられることは、大きなやりがいです。弊社にも中学生が職場体験に来てくれました。絵を通じて、ちいさなやさしさや、ぬくもりを感じていただけたら嬉しいです。」

宝くじの図柄イラストレーションは、生活の中でさりげなく”アート”に触れるきっかけでもあります。
KUMA’S FACTORYでは、これからも子どもたちの育ちや社会の中にアートを届けてまいります。

アート体験プログラムが紹介されました!

このたび、KUMA’S FACTORYは東京保健医療専門職大学との産学連携の一環として、プロバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」とも連携のうえ、社会実装型のアート体験プログラムを実施いたしました。

本プログラムでは、「表現する」「身体を動かす」「支える」といった複数の視点を掛け合わせながら、障がいの有無に関係なくすべての子どもたちが安心して参加できる“アート体験の場”を創出しました。

大学・企業の両立場から本取り組みをご紹介いただいております。
是非ご覧ください。

東京保険医療専門職大学さま

サンロッカーズ渋谷さま

春夏秋冬をつなぐ133メートルの風景|地域の共創アートプロジェクト

こどもたちと描く、ひと続きの風景

東京保健医療専門職大学 × KUMA’S FACTORY ウォールアートプロジェクト 第三弾

2025年6月15日、東京保健医療専門職大学との産学連携プロジェクトとして、ウォールアートイベントの第三弾を共同開催しました。

本企画は、KUMA’S FACTORYが提案する“見立てる”アートメソッド「ミタテル®︎」を活用し、こどもたちと学生たちが協働して大学内の廊下壁面に絵を描く参加型アートプロジェクトです。

テーマは「春夏秋冬」として、季節それぞれの色や空気感が重なり合い、自然の循環とつながりを感じる風景を、約133メートルにわたって描き出しました。
日本最大級、そして教育機関校舎内では日本一長いウォールアートです!

133メートルの共創。つながる手と、ひと続きの視点

舞台となったのは、大学校内の長い廊下。その全長はおよそ133メートルにも及びます。
この空間に、東京保健医療専門職大学の作業療法専攻の学生の皆さんをはじめ、高校生や中学生、近隣地域のこどもたち、障がいのあるこどもたちが参加し、共に筆を取りました。

誰もが自然に表現に加われるよう、スポンジや段ボール片などの道具を使ったスタンプアートという技法を採用。アート経験の有無を問わず、それぞれのペースで自由に関わることができる設計となっています。

完成した風景はもちろんのこと、その過程で生まれた関わりや声かけ、そっと手を添える瞬間こそが、このプロジェクトの大切な成果であったと感じています。

アートが育む「関係性」という環境

私たちKUMA’S FACTORYは、アートは“自己表現の手段”であると同時に、“関係性を育む手段”とも捉えています。

今回、作業療法を学ぶ学生たちが、表現の補助やサポートにまわる中で見せてくれたのは、「正解のない時間」を丁寧に受け止める姿勢でした。相手の様子を見守り、必要に応じて手を差し伸べる。そうした関わりの積み重ねは、支援者としての経験を越えて、人と人とのあいだに視点や想いを交わす姿そのものに見え、胸を打たれました。

そして一方で、こどもたちもまた、自分の手で描くことを通じて「表現していいんだ」「参加していいんだ」という肯定的な感覚を育んでいたように思います。

医療・アート・スポーツが交わる場として

今回のプロジェクトは、大学関係者の皆さまの柔軟な発想とご協力によって、より大きな広がりを見せました。

大学様のお声がけにより、Bリーグ・プロバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」の皆さまも参加。こどもたちと一緒に壁に色を重ねる姿は、スポーツが持つ“力”と“親しさ”の両方を感じさせるものでした。

医療・アート・スポーツという異なる領域がひとつの空間で交わることにより、多角的な学びと新たな出会いが生まれたことも、この取り組みの大きな意義だったと感じています。

KUMA’Sとしての想いと、これからの連携に向けて

このウォールアートプロジェクトは、私たちKUMA’S FACTORYにとっても非常に意義深い取り組みとなりました。

アートの完成を目的とするのではなく、「誰かと一緒に描くこと」そのものが心に残る体験になるように。
そして、空間の設計だけでなく、関係性やかかわりを丁寧に紡ぐことが、これからの教育や福祉に必要とされていると、改めて実感する機会となりました。

最後に、このプロジェクトを共に創り上げてくださった東京保健医療専門職大学の先生方、学生の皆さま、関係者の皆さまサンロッカーズ渋谷関係者の皆さま、専属チアリーダー「サンロッカーガールズ」の皆さま、江東区東陽中学校の創作部のメンバーたち、SNSから取り組みに共感し今回初参加してくれた女子美術大学の芸術学部のメンバーたち、そして、参加してくれたこどもたち、保護者の皆さまへ心より御礼申し上げます。

今後もKUMA’S FACTORYは、アートを通じた創造的な環境づくりと、多様な立場が出会い、支え合える場づくりに貢献してまいります。

東京保健医療専門職大学様の記事はこちら

サンロッカーズ渋谷様の記事はこちら

KUMA’Sパートナーによる児童発達支援・放課後等デイサービス「cucuna(ククナ)」が開所します。

お知らせ

KUMA’S FACTORYとゆかりのあるパートナーが、2025年8月、世田谷区にて児童発達支援・放課後等デイサービス「cucuna(ククナ)」を開所いたします!

運営母体となるのは、2025年に設立された「合同会社Asis(アシス)」
その社名には、「ありのままを受け入れたい」という思いが込められています(As is = そのまま、という英語表現に由来)。

第1号事業所となる「cucuna(ククナ)」は、ハワイ語で“ひだまり”や“木漏れ日”を意味する言葉から名づけられました。
名前の由来には、「子どもたち一人ひとりが、その子らしく、あたたかく見守られる存在であってほしい」という願いが込められています。

「地域で育ち、地域で暮らす」を理念に掲げ、発達に特性のある子どもたちが、安心して過ごせる環境づくりを目指す「CuCuNa(ククナ)」。
KUMA’S FACTORYはこれからも、志を同じくするパートナーとともに、子どもたちの育ちを支えるさまざまな取り組みに関わってまいります!

代表取締役 小野 祐真

メンバー募集|Join Our Creative Team

こどもたちの“育ちの舞台”を、アートとデザインで支える。

株式会社KUMA’S FACTORYでは、保育・教育の現場を彩るアートプロジェクトを共につくる仲間を募集しています。
現場での壁画制作やワークショップ運営に関わるメンバー、またKUMA’Sの世界観を再現・拡張してくれるデジタル制作アシスタントの両方を対象としています!

【活動内容】

現場での活動(対面)
・壁画・童画制作のアシスタント
・ワークショップの運営サポート
・教材やアートキットの準備・組み立て

デジタル制作サポート(オンライン/在宅)
・Photoshop等を使用した着彩やパーツ制作
・KUMA’Sの絵柄や世界観に沿ったビジュアル表現の補助
・デザイン素材の調整・仕上げ作業

【こんな方を歓迎します】

・アートやものづくりが好きな方
・こどもと関わる仕事に関心がある方
・チームで協力して作業できる方
・柔軟にスケジュール調整ができる方
・自己表現ではなく、“誰かの世界観を支える表現”にやりがいを感じられる方
・KUMA’Sのタッチやテイストを理解し、丁寧に再現できる方


【対象・スキル】

・美術・教育・保育系の学生、または若手社会人
・Photoshop、Procreateなどの基本操作経験があれば歓迎
※アナログ制作のみの方もOKです


【勤務地・活動スタイル】

・現場活動:東京都内および近郊(全国出張あり)
・デジタル制作:オンライン対応可(遠隔地からの参加も可能)


【報酬について】

活動内容や関わり方に応じて、案件ごとに相談のうえ謝礼・報酬をお支払いします。
継続的に関わっていただける方には、役割に応じた調整も行います。


【応募方法】

ご興味のある方は、KUMA’S FACTORY公式Instagramまたはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
簡単な自己紹介(現在の状況/ご関心のある活動など)だけでも大丈夫です。


小さな一歩が、こどもたちの未来につながります。

あなたの力が、“育ち”を支える大きな力になります。
ご応募、心よりお待ちしています。